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2023.07.18
「甘いものを食べると歯が溶ける」という話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
実際に、糖分が多く含まれた食べ物や飲み物は、歯の健康に悪影響を与えることが知られています。
しかし、一体どのようにして歯が溶けるのか、なぜこれらは歯を溶かすのか
気になったことはありませんか?
今回は糖分を多く含む、いわゆる甘いものが歯に影響する真相を探ってみましょう。
糖分を多く含む食べ物や飲み物はどんなものが思い浮かぶでしょうか?
チョコレートや飴、アイスクリーム、キャラメル、ケーキ、炭酸飲料や清涼飲料水などは
代表的で容易に想像がつきますね。
特にキャラメルなどは歯にくっついて中々取れず、そのまま長い時間お口の中に残りやすいです。
それではまず、糖分が多く含まれた食べ物や飲み物が歯に悪影響を与える理由を見てみましょう。
口腔内には、口腔内細菌と呼ばれる微生物が存在します。
この微生物は約700種類口腔内に存在すると言われており、
糖分をエネルギー源として利用し、代謝物質である酸を産生します。
この酸が、歯のエナメル質や象牙質を侵食し、脱灰を引き起こすことが知られています。
※脱灰:だっかい:歯の表面のミネラルが溶けている状態
また、酸は口腔内のpHを低下させ、酸性状態にすることで、歯に細菌が付着しやすくなるため、
むし歯の原因となることもあります。
したがって、糖分が多く含まれた食べ物や飲み物を摂取することで、
口腔内細菌が増殖し、歯に悪影響を与えることになります。
実は「甘いものを食べると歯が溶ける」という表現は、正確ではありません。
実際には、先述した通り口腔内細菌が酸を産生することで、
歯の表面のエナメル質や象牙質が脱灰し、歯が弱くなっていくのです。
弱くなってしまうことで、歯の表面にひびが入ったり、歯が欠けたりすることがあります。
普通に生活をしている中で、糖分が多く含まれた食べ物や飲み物を完全に避けることは難しいですが、
歯を健康に保つためには、適切なケアが必要です。
歯ブラシで歯垢をしっかりと取り除くことで、口腔内細菌の増殖を防ぎ、
むし歯のリスクを低下させることができます。
また、歯磨き後にはマウスウォッシュを使用することもおすすめです。
普段の歯磨きでは落としきれない汚れは歯科医院で除去してもらいましょう。
専門的なケアにより、歯垢や歯石を除去することができ、健康な歯を維持することができます。
甘いものやジュース、スポーツドリンクなどは、口腔内細菌の増殖を促すため、摂取量を控えることが必要です。
また、カルシウムやビタミンD(きのこ類など)などの栄養素を含む食品を積極的に摂取することで、歯の健康を保つことができます。
いかがでしたでしょうか。
「甘いものを食べると歯が溶ける」という表現は、正確ではありません。
糖分が多く含まれた食べ物や飲み物は、口腔内細菌の増殖を促し、歯の健康に悪影響を与えることが知られています。
歯を健康に保つためには、適切な歯磨きや口腔ケア、栄養バランスの良い食事が必要です。
定期的な歯科医院での検診やクリーニングも忘れずに行い、健康な歯を維持しましょう。
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