ENDODONTIC THERAPY
あなたの大切な
歯を守る。
根管治療・再根管治療
歯を残すための選択肢
過去のむし歯治療から虫歯が再発した、症状が良くならない、歯を抜くしかないと言われた。
こういったことはありませんか?
治療を行ったのにもかかわらず、一向に歯が良くならない原因は歯の内部の“歯髄”、いわゆる神経に細菌感染が起こっていることがほとんどです。
健康な歯を残すためには早急に歯の内部の細菌除去が必要です。
こういった歯の内部の治療が、歯内療法、根管治療です。
私たちは、歯の寿命を延ばし、健やかな歯を維持できるように歯の内部の感染部を洗浄除去し、歯を温存できるように専門的な治療を行います。
歯内療法の重要性
健康な歯を残すための歯内療法、その重要性について解説します。
いったんむし歯になると、治療のために歯を削ることになります。しかし、歯は一度削ってしまえば、それが自然に戻ってくることはなく、再発すればどんどん進行度が上がり、修復と再発を繰り返すことになるため、疾患部を削っては、ふたをして、また削り、やがて歯は抜歯へと進んでいきます。
歯1本に対して、約5回ほどしか治療をすることができません。長期的に歯を維持できるようにするためには、神経を取る治療を避け、歯を温存できる状態にすることが大切です。
80歳までに20本、健康な歯を残せるよう、できる限り歯を削らず、抜かずに、神経や歯を温存し、歯を残すための治療が歯の“根っこ”の治療、根管治療です。
精度の高い根管治療を行うことで、歯の寿命を延ばすことができます。
難易度の高い歯科治療
アメリカの大学での統計データでは、根管治療の技術力と被せ物の精度で成功率が異なることがわかっています。重要なのはいかに治療の技術力を持ち、外科技術に精通しているか。
専門的なことで言えば、マイクロスコープによる治療、滅菌状態を維持しながら行うラバーダム防湿といった、精度を上げるための手法の実施は必須となるでしょう。また、それぞれ歯科医師の手技の実力により、洗浄、消毒、薬剤充填、被せ物を行う成功率も変わります。
被せ物の精度を上げるには質の良い被せ物を選択することも大切になります。
(Ray HA.Trope M.Int Endod J;1995 Jan;288(1):12-8)
日本の根管治療の50%が再発をしているというデータがあるほど、根管治療は大変に難易度の高い治療です。
当院では技術力や設備への投資により、成功率を格段に高めています。
治療の精度に自信あり
根管治療を行った患者様で、治療後に再根管治療などが発生した場合、期間に準じて治療費の保証を行っております。
できる限り再治療にならないように、設備や技術を駆使して治療にあたっています。
治療後
1年以内
100%
保証
治療後
1~2年未満
30%
保証
治療後
2~3年以降
10%
保証
治療方法
TREATMENT
歯内療法と言われる根管治療、また、より進行度が高い場合に行う外科治療によって、
出来るだけ歯や歯髄を残せるように治療します。
歯髄(しずい)とは、一般的に「歯の神経」と呼ばれる部分で、神経線維や血管などで構成されており、歯の刺激を伝達し、栄養や酸素を送る役割を持ちます。
できるだけ神経を残し、歯を温存するために、神経線維の感染部を取り除く処置を行います。むし歯の進行具合で、神経に対する処置が変わってきます。
横スクロールでご確認いただけます。
所謂、歯内療法です。歯の内部の感染部分にアプローチします。
根管治療とは歯の根っこにある歯髄と呼ばれる神経や血管が通っている細い管状の部分である根管の中にある「虫歯に感染した歯の神経」「細菌」「過去に詰めた古い充填材」等を除去していく治療法です。細菌に侵された部分を丁寧に除去・消毒・洗浄を行い、薬液を充填して歯を温存します。
虫歯になった部分を取り除き、歯の神経があるところまで穴をあけます
細菌が侵入し変質してしまった神経を除去し、神経の通っている穴と根の中の管をきれいに清掃します。
根管内を薬液で洗浄消毒して、細菌を隅々まで取り除きます。
薬液を充填し、細菌が繁殖しないようにします。
歯の土台となる部分を装着し、歯を整えていきます。
歯科素材での被せを装着して完成です。
ラバーダム防湿の感染防止
根管治療における疾患はすべて細菌感染が原因です。そのため、治療時にも感染を防ぐ必要があります。
治療する歯のみを隔離して唾液や薬剤、細菌などの侵入を防ぐ、ラバーダムというゴムのシートを使用して治療します。歯内療法ではラバーダム装着は必須とされていて、感染ルートを徹底的に断ち、無菌環境で治療することで、感染を防ぎます。
ラバーダム防湿を行わない場合、治療中、常に唾液に汚染される可能性があります。また、治療器具や術者の手指がお口の粘膜や唾液に触れ、汚染されるリスクがあります。
ラバーダム防湿により、常に術野を綺麗な状態に保てます。
歯内療法では間に合わないほど進行度が高い場合の治療です。
歯の根っこの部分まで細菌感染し、歯髄が壊死してしまっている。また、病巣が根管の先にあり、膿が溜まってきているなど、進行度が高い場合には、外科処置で感染病巣を取り除きます。
歯の根っこの感染部に穴をあけて感染部を取り除いて洗浄する歯根端切除と、抜歯をして感染部を洗浄して再び抜歯した歯を移植する意図的再植術があります。
歯根の尖端部分の根尖病巣(歯根嚢胞、歯根肉芽腫)を切除して細菌を取り除きます。根管治療後症状が改善しない場合や根尖病巣が大きく、根管治療で根治できない場合に行います。
歯根の切断
薬剤充填
縫合
切開
骨の削除
炎症の除去
歯根端切除術を口の中で行えない場合、問題のある歯を一度抜歯し、患部を治療して抜歯した歯を元の場所に再植する処置です。歯根が破折してしまった場合や歯根の側面に穴が空いてしまい、そこから骨の部分に感染が及んでいる場合などに、歯の延命のために行います。
抜歯
炎症の除去
再植
薬剤充填
土台の装着
被せ物の装着
治療アプローチ
大切なご自身の歯を残すため、高精度な治療を実現できるようアプローチしています。
根管治療
歯内療法
専門医の技術
歯の残存成功率を高める
歯の内部における疾患は、歯髄の細菌感染が原因であるため、その細菌を取り除くことが根管治療の本質です。マイクロスコープを使用することで、肉眼に比べ約26倍の拡大視野で根管内を洗浄・除去することが可能となり、より正確な治療が行えます。その結果、再発のリスクを軽減し、歯を残せる成功率が格段に向上します。
根管は一人ひとり形が違い、弯曲や側枝と呼ばれる入り組んだ構造も含まれており、どのような構造になっているかを正確に把握した上で、神経を精緻に処理をすることが重要です。
検査設備
根管の構造を立体的に捉え、
根管の形・大きさ・数を立体的に把握する
歯科用コーンビームCTを使用し、根管の内部を3次元的に解剖したように隅々まで構造を把握することで、歯髄を取る必要な部分がはっきり分かり、勘や経験に頼らず、的確に処置を進められます。
斜めからの図
上からの図
横からの図
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10:00~14:00 | ● | ● | ● | ▲ | |||
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午 後 |
15:00~19:00 | ● | ● | ● | ▲ | |||
16:00〜20:00 | ● | ● |
※土曜日のみ9:30〜13:30/14:30~17:30
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